成蹊大学
「文理複眼」の2専攻から
共生社会を主体的に動かす「共創人材」を育成する

2026年4月新設予定(設置構想中)
国際共創学部 国際共創学科(仮称)
国際日本学専攻(仮称)環境サステナビリティ学専攻(仮称)
<問い合わせ先>
〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1 企画室 広報グループ
TEL:0422-37-3517
学部増設の狙いは?
次の100年を見据え、持続可能な社会の実現のために新学部を設置
創立以来、「ESD=持続可能な開発のための教育」に通じる教育に取り組んできた成蹊大学が、次の100年を見据えるなかで新設するのが、国際共創学部である。同学部では、「文系」「理系」の枠組みを越えた複眼的思考と、他者との「共創」により、社会課題を解決し、持続可能な社会を実現できる人材育成を目的とする。
人の営みそのものを学ぶ国際日本学専攻と、人と社会を取り巻く「環境」を探究する環境サステナビリティ学専攻の2専攻による専門教育と、「文理複眼」の思考を養う専攻を横断した学びを用意。さらに、英語などの諸言語やデータサイエンス・情報分析など多彩な学びを提供する。伝統の少人数のゼミ教育など成蹊大学全体としての特色も享受しながら「共創人材」としての確かなスキル、知識を身につけることができる。
※2025年3月、収容定員増加の認可申請予定
※学部・専攻名等、記載内容は変更になる場合があります。
何が学べるの?
1つの物事に対して複眼思考を深める力を養成
文系と理系、理論と実践、ローカルとグローバルなどの複眼思考、社会課題を解決するために必要な以下の「3つのC」の力を、フィールドワークを重視した独自のカリキュラムにより高める。
Critical Thinking(知識と思考力)
文化・地域・環境に関わる課題をグローバルかつ分野横断的な視点で理解・研究する力。
Communication(表現力と発信力)
自らの取り組みを様々な手段を通して説明・発信し、人々の共感と支援を得る力。
Collaboration(チームワーク力と実行力)
多様な背景を持つ他者と協働しながら具体的な課題に取り組み、解決できる力。さらに、両専攻とも現代社会で必要とされる力も養っていく。世界とつながるために必要な語学力は、英語で学ぶ専門科目、充実した英語学修、短期・中長期の豊富な留学などを通して高める。そして、現代社会で必須のスキルといえるデータ分析・活用力を身につけるために、データサイエンスも学べる授業を用意している。これら「3つのC」+αの力を養う2専攻は、ローカルとグローバルという両面から社会課題を解決する専門性を高める共通点があるものの、それぞれ以下のような特徴を持つ。
国際日本学専攻
日本の「文化」「地域」を見つめ、グローバル社会の未来を拓く人材をめざす。様々な風土のなかで培われた生活様式や価値観について学び、世界のなかの日本文化、地域社会について探究。さらに、それらの知識を基に世界と対話し、日本と世界の架け橋となる力を養成する。
環境サステナビリティ学専攻
「環境」「地理」の専門性を身につけ、世界的な課題を解決できる人材をめざす。身の回りの生活環境・地球環境について学び、様々な要因が絡み合う社会問題の本質を理解する。そして、地理学や環境学をベースに、文化的側面から課題を解決できる力を修得していく。
卒業後の進路は?
国内外で持続可能な社会を実現し「共創社会」をつくる人材へ
将来は、身につけた異文化理解力や語学力、社会的な課題解決能力などを生かした、様々な活躍が期待できる。民間企業であれば、国際的なビジネス戦略や取引を担当するグローバル部門、持続可能なプロジェクトを推進するサステナビリティ(CSR)部門や企画部門などで力を発揮できるだろう。また、国家・地方公務員として、国際交流部門や環境保全部門などで地域や国の持続可能な発展に貢献することも可能だ。その他、国際協力機構(JICA)といった独立行政法人や、地域づくりなどの団体・社会的企業への就職に加え、登録日本語教員や、大学院に進学して専門職や研究者への道をめざすこともできる。