大妻女子大学

2026年4月、人間共生学部が多摩キャンパスに誕生!
人間関係学部は人間共生学部に生まれ変わります。現行の学科・専攻を「社会学科」「心理学科」「福祉学科」に改組し、「共生デザイン学科」を加えた4学科制で新たにスタート。今後ますます多様化の進む社会において、グローバルな視点と実践的なコミュニケーション力を持ち、人々がより生きやすい世の中を体現できる人材を育成します。
CHECK!共生社会に向けた多様な学び
新設される共生デザイン学科では、国籍や障がい、ジェンダーなど、社会的背景の異なる人々と共に生きるための力を育みます。社会学・心理学・福祉学を基盤に、建築・デザイン・経済の知見も取り入れながら、多角的に物事を捉える発想力と、現場で活かせる実践力を養っていきます。さらに、フィールドワークやインターンシップを通じて、実社会の課題に主体的に取り組む実践を積み重ね、応用力や行動力を高めていきます。
CHECK!共生デザイン力とは
「共に生きる社会をどうつくるか」を考え、実現するための力。
社会全体にとってより良い“あり方”を提案し、人と人、人と環境が調和できる仕組みを描いていきます。多様な分野を横断する4つのモデルを軸に構成され、それぞれの関心や将来像に応じて専門性を深め、実践科目を通して“行動する力”を養います。
CHECK!専門性を深める研究室と実践の場
共生デザイン学科には、学生の関心や進路に応じた多様な研究室がそろっています。
心理学・福祉学・社会学・建築・国際関係など、幅広い分野の専門教員のもとで、共生社会の実現をめざして実践的に学ぶことができます。
たとえば、こんな研究室があります
- グローバルな視点から見た共生
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- 伊藤みちる先生(社会学、カリブ地域研究)
- 国際協力や国際関係について、世界の中での日本の立ち位置を外国との関係から読み解くことで、ジェンダーや社会問題、国際情勢など、探究の着眼点を広げることができます。
- 人と人、人と自然とが共生する住環境
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- 大橋寿美子先生(コミュニティ・空間デザイン論)
- 実際の住空間の使われ方を調査し、 住まい手に合った暮らし方や住環境デザインの研究・設計を通じて、提案力を身につけることができます。集合住宅内のコミュニティや地域でのサードプレイスづくりも、実践しています。
- ジョブコーチ/キャリア支援
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- 小川浩先生(ジョブコーチ論・人間の多様性と障害)
- 障害のある人が働くこと・地域で生活することの支援について、障害特性・制度・支援技術などさまざまな角度から学びます。
- 芸術の中にあるメンタルヘルスの世界を紐解く
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- 蔵野ともみ先生(ソーシャルワーク、精神保健福祉学)
- 芸術の中に表現された人の心理と、文化や歴史的背景を、メンタルヘルスから紐解きます。
現在、芸術鑑賞の対象は、心理的健康への影響だけでなく、医療サービスや社会的ケアの経費削減への影響など、ビジネス面まで広がっており、幅広く学ぶことができます。
- 国際労働力移動
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- 斎藤豊先生(国際経済論、ICT産業論)
- 障害の種類や程度、仕事内容、必要な支援、予想される問題の仮説を立てながら、中長期的な経営計画まで幅広く視野を広げるなど、よりよい会社づくりのためのデザイン力を身につけることができます。
- ともによりよく働くための心理学
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- 本田周二先生(社会心理学、対人関係)
- 居心地がよくてつい長居してしまう場所とそうでない場所の違いなど、居場所にまつわる心の不思議を読み解きます。居心地のよい社会・職場をデザインする力や言語化する力を身につけることができます。
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- 問い合わせ先
- 広報入試センター
〒102-8357
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- 大学ホームページ
- https://www.otsuma.ac.jp
- 人間共生学部 特設サイト
- https://www.otsuma.ac.jp/human-special/
