合格をつかむ!1年間の過ごし方

受験生になり、「さぁ、勉強するぞ!」と意気込んでいる人も多いと思います。しかし同時に、「受験勉強って何から手をつければいいの?」という人もいるでしょう。受験に向けて1年間でやるべきことをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。来春の志望大学合格を一緒に目指しましょう!

受験生になったらまずやりたいこと

STEP1志望校を考える

まだ受験の実感がわかない頃かもしれませんが、志望校を具体的に想定し始めましょう。そうすることで、受験科目や出題範囲を把握でき、学習計画が立てやすくなります。
志望校検討に必要な各大学の詳細は、「大学検索システム」で確認することができます。

STEP21年間のスケジュールを把握する

長いようで短い1年間。漫然と勉強するだけでは、あっという間に時間が過ぎてしまいます。学校行事に思いのほか時間を取られることもあるでしょう。「My Study Plan for Success」を使い、「何をいつまでにするのか」を明確にしながら、1年間を計画的に過ごしましょう。

My Study Plan for Success を完成させよう

「My Study Plan for Success」には、学校行事や入試、模試の予定と学習計画が1枚に書き込めます。この模試までにこの範囲まで学習しようなど、行事に合わせた自分だけの学習計画を作りましょう!

My Study Plan for Success の使い方
入試関連スケジュール、模試の日程を記入する
学校行事(定期テスト、体育祭など)を記入する
受験科目ごとの学習スケジュールを記入する
POINT
模試や定期テストを学習の指標にするのがおすすめ!
POINT
無理のないスケジュールを組むのが継続のポイント!
毎月の学習を振り返り、達成度を記入する
POINT
遅れが生じたときは、スケジュールを見直そう!

1~4の項目を書き込める「My Study Plan for Success」をご用意しました。印刷してぜひご活用ください。

My Study Plan for Success サンプル

1学期&夏休み(4月~8月)

基礎力をつける

この時期は基礎力定着に徹しましょう。入試で合格点を取るには基礎問題で確実に得点する必要があります。また、応用レベルの問題を解くにも、土台となる基礎事項の理解が不可欠です。

まずは教科書に書かれていることをしっかりと理解し、教科書の例題や基本的な問題集が解けるよう学習しましょう。あわせて、英語や古文の単語や文法のように、覚えるべきものの学習にも取り組みましょう。

河合塾では

河合塾のテキストは、繰り返し学習することで確実に学力が身に付く問題が厳選されています。どのような教材を使えば基礎力を付けることができるかなど、河合塾の授業では迷う必要がありません!志望大学・目的にあわせた一人ひとりに最適なカリキュラムで受験生をサポートします!

苦手を発見し、克服する

自分の苦手、見過ごしていませんか? 苦手があると、苦手分野の大問をまるまる失点してしまった、なんてことにもなりかねません。早い段階での苦手克服を目指しましょう。苦手意識はなくても、「いつもここで間違える」という“隠れ苦手”を持っている人も多くいます。模試などの結果を振り返り、“隠れ苦手”を残さないようにしましょう。

夏休み~基礎力固め、苦手克服のラストチャンス~

受験の天王山と言われる夏休み。夏休みが終わると、これまでの学習の総復習や苦手科目にじっくり取り組む時間はとれません。やり残しがないよう、あらかじめ学習計画を立て、有意義に過ごしてください。夏のがんばりが秋以降の成績の伸びにつながります。

他にも… 総合型・学校推薦型選抜の受験予定がある場合は、出願締切等をチェックしておきましょう。

河合塾では

基礎力固め、苦手克服、既習範囲の復習など、やることが盛りだくさんの夏休み。一人で計画を立てていても、なかなか手が回らず、結局何もできなかったという声も…
重要なポイントが凝縮された河合塾の夏期講習で、効率よく勉強しよう!

先輩の声 上手な気分転換の方法を教えてください

千葉大学 法政経学部 1年 ハルル特派員
自分の好きなことをするのが1番だと思います。
ただ、読書は私も好きでしたが、受験生の時はやめておいた方がいいかもしれません。特に長い小説やシリーズものですと読み終わるまで読みたい気分になってしまい、なかなか勉強が再開できません。
熊本大学 医学部 1年 ぽた特派員
運動をすることです。僕は2浪目はほぼ毎日と言っていいほど運動していました。1浪目は運動する時間さえも勉強に充てたいと思っていたので運動なんて余裕のある人だけがやっていることだと内心思っていたのですが、実際にやってみると格段に勉強の効率が上がり、また精神面も安定しました。運動といってもなかなか場所がなかったり、お金がかかったりと難しいとは思いますが、できるならば絶対に1日30分くらいは運動をしたほうが受験を乗り越えるにはいいと思います。
南山大学 外国語学部 1年 ひよこ特派員
悩みや不安があるときには、家族や友人など周りの人に話を聞いてもらうことでリフレッシュすることができると思います。また、受験勉強は個人戦なので孤独ですが、誰かと話をするだけでも孤独感が和らぎ、自分自身との戦いである受験勉強に継続して取り組むことができると思うので、人との会話を大切にすることをお勧めします。

2学期(9月~11月)

応用力をつける

この時期は、夏までに養った基礎力を土台に、入試レベルの問題に対応できる応用力を身に付けます。問題演習を通して、これまでインプットしてきた知識・解法をアウトプットする練習をしましょう。また、志望校の過去問を確認し、どのような形式・レベルの問題で合格点を取る必要があるのかを把握しながら学習を進めるとよいでしょう。

他にも… 共通テストの出願時期です。各大学の募集要項も取り寄せを開始しましょう。

河合塾では

河合塾では、チュートリアルや個人面談を通して、一人ひとりに最適な学習指導や入試情報を提供します。この時期であれば、例えば夏の学習状況の確認、2学期以降の学習計画など、気軽にチューターに相談することができます。

模試を積極的に活用する

模試は学習の成果を試す絶好のチャンスです。雰囲気も入試本番に近いため、本番で思い通りの実力を発揮する練習にもなります。この時期には模試が多く実施されるので、ぜひ積極的に活用しましょう。模試を受けることで、「出題範囲の学習をこの日までに終わらせる!」という具体的な目標を立てることもできます。

他にも… 遠方受験をする予定がある場合、宿の手配は早めがおすすめです。

先輩の声 スランプに陥ったとき、どのように克服しましたか

名古屋大学 医学部 1年 Nur.コトー特派員
教科担任の先生に励ましてもらった。一人で抱えると、不安感しか出てこないので、少しは周りのポジティブな言葉を浴びるのがいい。マイナスなことを言ってくる人もいるが、明るみを信じた。
山口大学 医学部 1年 りさもち特派員
私は、自分の苦手分野に気づいておらずその分野を疎かにしていたことと、勉強時間に囚われすぎていたことがスランプの原因だったと思いました。
私は夏休みの間、1学期のテキストの復習と志望大学の過去問だけで満足していました。夏休みの後の模試で苦手分野にやっと気づいて、授業の予復習よりも苦手分野を潰すのに時間をかけました。
また、勉強時間に囚われ朝から晩まで自習室で勉強していたせいで、勉強の質が低下しました。勉強の質を上げるために、どうしても集中できないときは予備校から出て外の空気を吸いに行ったり、1日のノルマを作ってそれが出来次第家に帰る、など短時間で集中するようにしました。
名城大学 薬学部 1年 だんぼ特派員
周りと比べてしまっていたこともあったので、自分は自分だと思うようにした。基礎に戻って基本問題は解けることを確認して、自信をつけた。その中でも努力をやめないことで乗り越えた。

3学期(12月~3月)

実戦力をつける

入試本番で最大限力を発揮するための、実戦力を磨きます。時間配分を意識して過去問を繰り返し解くなど、最終調整を行いましょう。入試直前期でも、必要なときには基礎事項を確認するなど、試験場には確実な知識を持っていくようにしましょう。

河合塾では

共通テスト、国公立2次・私立大試験対策はバランスよく行うことが大切です。
河合塾の冬期・直前講習なら、共通テスト対策と2次試験対策の両方に取り組める講座をご用意しています。

志望校・併願校の最終決定

私立大であれば冬休み中に、国公立大も共通テスト受験後すぐに出願校を決定しなければなりません。「受験校決定のポイント」を参考に、万全の態勢で第1志望校に臨める受験校選びをしましょう。

なお、直前に募集要項等の必要書類を準備していては、出願に間に合わない可能性があります。少しでも出願を考えている大学については、早めに出願の手続き方法について確認しておきましょう。

先輩の声 直前期に効果のあった学習法を教えてください

北里大学 医学部 1年 ターゲット1000特派員
アウトプットを繰り返すことが大切。その際は、ブース型ではなく、オープンスペース自習室で、隣に人がいるという、実戦と同じ状況下で赤本をやるようにする。
直前だからこそ、不測の事態に対応できるように対処法を考えておくと良い。(問を解く順番、隣の人が気になって仕方がない等)
法政大学 経営学部 1年 ライス特派員
自分が既に知っている内容の復習です。参考書や問題集を見ていると、知らない知識に遭遇することが直前期にもあると思いますが、個人的には知らない内容よりも知っている内容を完璧にしたほうが、落としてはいけない問題を取りきることができるのでいいと思います。
立命館大学 総合心理学部 4年 しゃけむすび特派員
何度も反復している重要な箇所だけでなく、重要な箇所からの繋がりを意識した上で細かい部分の知識を確認すること。
大学にもよるが、独自の試験では重箱の隅をつつくような知識が問われることもあるので、細かい部分を埋めるように勉強することが良かった。

最後に

受験生としての1年間は、成績の伸びを実感することもあれば、ときには成果が思うように出ないこともあり、一喜一憂の日々かもしれません。しかし、毎日少しずつ前進することで、最終的には大きな結果を生み出すことができます。

試験当日に、「これだけ勉強したから、大丈夫。」と自信を持って臨めるよう、納得のいく1年間を過ごしてください。Kei-Netはみなさんを応援しています!!

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