大阪大学 HT特派員

大阪大学 法学部 2年 HT特派員
ひとり暮らし
趣味:旅行、お笑い鑑賞
※2024年にお書きいただいた内容です。
講義、ゼミ、研究内容について
特別授業「学問への扉」

阪大では1年生時に「学問への扉」と呼ばれる講義が開講されています。この授業では自身の学部学科に関わりなく他分野の学問を選択して学ぶことができます。私は法学部ですが放射線について学ぶ講義を選択しました。この講義では放射線の基本についての座学を受けたり医学部付属病院、阪大の放射線研究拠点を特別に見学させてもらったりしました。大学では文理よりもさらに専門的に自分の専攻を学ぶのでどうしても学問への視野が狭くなってしまいます。なので普段は見られない実験施設などの見学は非常に魅力的で自分の視野を広げることに繋がったと思います。
課外活動、大学施設などについて
チューターのアルバイト
私は塾でチューターのアルバイトをしています。チューターは全員同年代の大学生で構成されていて、休日に同僚と遊びに行ったり勤務後に食事をしたりと非常に仲がいいです。さらに一緒に仕事をしていると生徒の前で話すのがうまい人、質問対応になんでも答える人、チューターを取りまとめて仕事をうまくこなす人などそれぞれの良さに気づくことができ、いい刺激になっています。また自分の経験を伝えることが生徒の成長の一助になっていると実感できるときはやりがいを感じることができます。年度を通して関わった生徒の合格の知らせは自分のことのようにうれしく感じられ非常に達成感の大きい仕事でもあります。もちろんアルバイトはお金を稼ぐ手段ですが、私自身の成長も感じられるこの仕事はそれ以上の大切な存在です。
ぼくのわたしの時間割
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | |
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1限 | 商法1(会社法) 対面形式 |
西洋政治思想史 対面形式 |
商法1(会社法) 対面形式 |
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2限 | マクロ経済入門 対面形式 |
中国語中級 対面形式 |
外交史 対面形式 |
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3限 | 特別講義(国際政治経済論) 対面形式 |
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4限 | 日本政治史 対面形式 |
外交史 対面形式 |
日本政治史 対面形式 |
総合英語 対面形式 |
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5限 | 法政基礎演習b 対面形式 |
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6限 |
※2024年度前期の時間割

阪大法学部ではこのほかにも民法や刑法など法律系の講義も受講できます。私は政治学系に興味があるので日本政治史や外交史などを中心に受講しています。また法政基礎演習も興味のある分野のゼミに参加する授業で政治情勢や政策について討論をしています。木曜日の講義と火曜日の講義で迷いましたが火曜日に講義をまとめると趣味の旅行も日帰りならば可能なので木曜日を全休としました。空き時間には図書館でレポート作成や今週の課題をする時間にしています。そのほかにも所属する大学祭実行委員会の作業をパソコンでしています。
ぼくのわたしのおサイフ事情
収入 | 支出 | ||
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仕送り、お小遣い | 40,000 円 | 家賃 | 46,500 円 |
奨学金 | 0 円 | 水光熱費 | 4,000 円 |
アルバイト | 75,000 円 | 食費・外食費 | 15,000 円 |
その他 | 0 円 | 通信費(電話・インターネット代) | 0 円 |
交通費 | 11,000 円 | ||
勉学費 | 1,000 円 | ||
交際費(サークル活動費等)・趣味 | 25,000 円 | ||
衣料・ファッション | 6,000 円 | ||
貯蓄 | 4,500 円 | ||
雑費・その他 | 2,000 円 | ||
収入総額 | 115,000 円 | 支出合計 | 115,000 円 |
※1か月の平均収支
携帯料金は親に払ってもらっています。交通費の半分ぐらいはアルバイトに行くときの電車代でこれは交通費支給があるのでアルバイト収入の中に含まれています。残りの半分ぐらいは旅行や帰省の時の交通費です。交際費はバイト終わりにみんなで飲みに行ったりサークルの打ち上げをしたりすることがメインです。夏や冬は光熱費が高くなるので課題をしたり勉強をしたりするときはできる限り大学の図書館を使うようにしています。図書館には電源があるのでパソコンや携帯電話の充電をすることもできます。
将来の夢 ~ 夢に向かって大学生活の中でがんばっていること
自分が最もわくわくできる仕事をする
私は昔からニュースや社会問題に興味があり、法学部に入ってからは政治により強く興味を持つようになりました。なので現在明確な夢はありませんが官公庁やマスメディアへの就職、大学院での研究など幅広い選択肢を持っています。現在のアルバイトがとても充実していることから将来どのような職に就くにしても仕事は楽しいものだと感じられるような仕事がしたいと思っています。そして同時に自分の仕事が社会のために、誰かのためになっているという実感の湧く仕事をしたいと思っています。そのために大学の図書館で毎日1面だけでも新聞を読むように心がけるなど社会の出来事に対して常にアンテナを張って、自分が最もわくわくできる分野を探しています。
メッセージ ~ 高校との違い、先輩として高校生・受験生に伝えたいこと
なるようになるさ!
大事な模試で成果が残せなかったり思うように成績があげられなかったりすることは多くの人にあると思います。すると周りに置いて行かれている感覚で孤独を感じることもあるのではないでしょうか。私も受験生活を振り返れば不安を感じることはありました。しかしそんな時は「結局なるようになる」と思うようにしていました。実際私は志望校の変更や学部の変更などもありましたが最終的には合格出来て今は充実した大学生活を送っています。ネガティブなことばかり考えるのは気分も落ち込み、時間の無駄です。それよりは「なるようになるさ」と気軽に考えることも時には必要です。逆に深く考えるべきことはこの選択で、この受験への向き合い方で後悔が残らないかということだと思います。それをじっくり考えたからこそ私は楽しい大学生活を送れています。