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外国語学

※特派員のプロフィールはアンケート回答時点のものです。

何を学ぶの?

言語の習得とその国や地域の文化を研究

コミュニケーションをとるために必要な高い語学力を身につけるとともに、それが使われている国や地域に関するさまざまな研究を行うのが外国語学だ。言語を習得するには、その国や言語圏の背景にある文化や歴史、政治、経済などへの深い理解と知識は欠かせない。言語と文化の両側面から異文化理解・多文化共生の在り方を考える学問だ。

日本語を一つの言語としてとらえて研究する「日本語学」では、外国人に日本語を教える日本語教員養成のカリキュラムを設ける大学もある。

大学選びココがポイント

大学に設置されている学科としては英語が多く、中国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語などが続く。外国語学部のほか、文学部や国際学部でも学べるが、大学・学部によって言語の習得に重点を置いているのか、地域研究に重点を置いているのかが異なるので、大学案内などで確認しておこう。また、留学を希望するなら大学の留学制度や費用も調べてみよう。

先輩たちの時間割

南山大学 外国語学部 英米学科 2年 もんちっち特派員の時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 オーラルコミュニケーション リテラシー 政治学 オーラルコミュニケーション リテラシー
2限 考古学 中国語 考古学 中国語
3限 言葉とは 宗教論 言葉とは 宗教論
4限 アカデミックイングリッシュ アカデミックイングリッシュ マスメディア論
5限
6限
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※1年次前期の時間割

こんな研究しています

愛知淑徳大学 文学部 英文学科 卒業 fireworks特派員

※英文学科は総合英語学科に改組

英語の句動詞の成り立ちと法則について

簡単な動詞と前置詞の組み合わせによって成り立つ句動詞について、具体的な事例を絡めた考察から、その法則を究明する。

英語の話し言葉では、難しい単語はあまり出てこず句動詞を多用している。その法則を解き明かすことによって、より自然な英語を話せるようになるため、このテーマを取り扱ったことは非常に興味深かった。

似たもの比較:外国語学と外国文学

外国語学は、専攻する言語の習得だけでなく、言語圏の文化や歴史、文法・語源など言語の形成過程について学ぶ。一方、外国文学は、文学作品の内容や著者の思想、作品が生み出された時代背景など、作品に関するさまざまなことを研究する。作品を読むにあたって語学力は必要になるが、あくまで研究のメインは文学である。

グローバル化に伴ってどの大学でも言語の習得に力を入れているため、この2つの学問の垣根は低くなりつつある。どちらもそれぞれの国の言語や文化を学べるが、研究対象は異なるので注意が必要だ。

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