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哲・宗教学

※特派員のプロフィールはアンケート回答時点のものです。

何を学ぶの?

「生きること」の根源について考える

哲学は「なぜ生きるのか」「存在とは何か」といった、古くから人間が考え続けてきた普遍的な問いを探究する学問だ。ヨーロッパの思想を研究する西洋哲学、インドや中国の思想を中心とする東洋哲学など、対象とする地域ごとに分かれている。授業では原書を扱うこともあるので、それを読みこなす力が必要となる。英語やドイツ語のほか、古代ギリシャ語、ラテン語、サンスクリット語など古典語の学習が必要になる場合もある。哲学の分野の中には、社会の基準やルールとなる「道徳」について考える倫理学もある。

宗教学では、宗教の意義や「拝む」といった宗教的行為の意味、歴史的変遷、社会への影響などについて研究するほか、仏教、キリスト教、イスラム教など特定の宗教やその教義の研究に重点を置くところもある。

大学選びココがポイント

哲・宗教学は文学部の哲学科で学ぶことができる。人文学科の中に専攻として設置されているところも多い。

個別の宗教については、神学部、仏教学部または文学部の中の宗教別に分かれた学科や専攻で詳しく学ぶことができる。

先輩たちの声

時代や場所によって、世界の見え方が異なることが興味深い。近現代の哲学者は過去の思想を批判し、アップデートすることにより新たな思想を生んでいる。自分の周りで起こる出来事に対して、「あの哲学者はこう考えたかもしれないが、その人物を批判していた哲学者はこうやって考えるんだろうな」と発想の転換ができ、世界を多角的に見ることができるようになった。(静岡大学 人文社会科学部 2年 R.K.特派員)

先輩たちの時間割

法政大学 文学部 哲学科 3年 utopia特派員の時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限
2限 教養ゼミ 哲学演習(10)
3限 哲学特講(4)ー1 外国書購読(独語) 哲学特講(3)ー1
4限 ロシア・東欧の文化 哲学演習(1)
5限 法の人間学 哲学ドイツ語研究 哲学特講(7)ー1
6限
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※2年次前期の時間割

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