河合塾の大学入試情報サイト

国際関係学

※特派員のプロフィールはアンケート回答時点のものです。

何を学ぶの?

あらゆる角度から国際社会を分析

世界の国や地域ではさまざまな問題が起きている。グローバル化が進むなか、国際テロや難民問題、民族紛争、経済格差、地球温暖化、感染症の世界的流行など一国だけでは解決できない複雑な因果関係を持つ問題も多い。国際関係学は、こうした国境を越える地球規模の問題に、政治・経済、法律、歴史、言語、文化などの多角的な視点で、よりよい解決策を探っていく。現地を訪れる海外研修、留学も盛んに行われており、語学力や異文化コミュニケーション能力も養うことができる。

大学選びココがポイント

国際関係学は国際関係学部、国際文化学部、外国語学部、法学部などで学べ、主に社会科学・人文科学の2つの視点から研究していく。自分がどのような視点から学んでいきたいのかを考えて学部を選んでいこう。さまざまな留学制度・支援を用意している大学が多く、1年間の留学を必須としている場合もあるので、費用なども調べておきたい。

先輩たちの時間割

東京外国語大学 国際社会学部 北西ヨーロッパ・北アメリカ地域 2年 だにー特派員の時間割

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1限 英語 ライティングと移民の歴史 教職科目 教師論 教職科目 特別活動について
2限 経済学概論 英語 クリエイティブライティング 英語 文学(シェイクスピア) 英語 文学(近現代アメリカ)
3限 ラケットスポーツ 英語 ディベート
4限 世界史 リレー講義 言語科目 ドイツ語 政治学概論
5限 地域科目 アメリカとジェンダー 英語史概論 言語科目 フィンランド語
6限
7限 心理学
前へ
次へ

※2年次前期の時間割

めずらしい講義 「フィンランド語」

私はフィンランド語の授業を取っているが、他にもアイヌ語やアイルランド語、ラテン語などマイナーな言語の授業が沢山ある。なじみがないと思っていた言語でも、意外と自分の知っている言語との共通点があったり、その言語の特徴を知ることが出来たり、先生から文化や生活についてお話を聞けたりするなど、とても楽しい講義です。例えば、フィンランド語はローマ字読みに近くて読みやすく、三人称単数を指す代名詞が一つしかないので、ジェンダーレスな言語とも言われています!

こんな研究しています

青山学院大学 国際政治経済学部 卒業 にゃん太特派員

中台一国論

中国と台湾。往来にはパスポートが必要であり、それぞれ独立した国家の様相を成しているが、実際には中国は台湾を一国とは認めておらず、常に政治的な緊張が両国間にはある。二国の関係と今後の動向を考察した。

どちらも日本人に人気の海外旅行先だが、配下に政治的な関係性があることの面白みがある。

Kei-Net大学検索システムでこの学問が学べる大学を探す

もっと学問を掘り下げる

Kei-Netの協力サイト「みらいぶっく」では、学問をさらに細かく分類し、その学問を学べる大学や活躍する研究者、関連する書籍などをご紹介しています。ここでは、その中から国際関係学に関連する学問の一部をご紹介します。

※Kei-Netの協力サイト「みらいぶっく」へリンクします。

他の学問を見る


学問ウォッチング一覧へ戻る

PAGE TOP