大学のめずらしい講義
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- 大学のめずらしい講義
Questionめずらしいと思う講義をご紹介ください。
※特派員のプロフィールはアンケート回答時点(2023年度)のものです。

群馬大学 医学部 4年 豆もやし特派員
【チームスキル演習】
この授業では少人数グループを作り、実際に病院にかかる患者さんの症例を想定し、詳しいケアの流れやそこで起きうるインシデントやその対応策などを医療安全の観点から考え、最終的にその内容を発表することを行います。ただ、単なるグループワークだけの授業ではなく、医療安全の観点から医療チームとして上手く協働するために必要なテクニカルなスキルなども将来に役立つ知識としてしっかりと講義される点が医学部の中でも特殊ではないかと思います。
東京外国語大学 国際社会学部 2年 だにー特派員
【フィンランド語】
私はフィンランド語の授業を取っているが、他にもアイヌ語やアイルランド語、ラテン語などマイナーな言語の授業が沢山ある。なじみがないと思っていた言語でも、意外と自分の知っている言語との共通点があったり、その言語の特徴を知ることが出来たり、先生から文化や生活についてお話を聞けたりするなど、とても楽しい講義です。例えば、フィンランド語はローマ字読みに近くて読みやすく、三人称単数を指す代名詞が一つしかないので、ジェンダーレスな言語とも言われています!


東京都立大学 法学部 2年 マチネ特派員
【自然と社会と文化】
この講義では夏休みないし春休みに東京都の領域の一部である小笠原諸島、八丈島、伊豆大島のいずれかの島に行き現地での体験学習等を通して様々なことを学ぶ科目である。私の大学は東京都が運営しているため宿泊費等は一部都から助成が出る。私自身はまだ島(八丈島)には行っていないが、TAとして参加している過去の受講生の話を聞く限り観光旅行ではまず聞けないような様々な方々からの話を聞き大変学びになったとのことである。
京都大学 文学部 2年 しゃるしゃる特派員
【メディア文化学】
ファッション業界で働く方(スタイリストさんやデザイナーさん、ショップオーナーさんなど)が毎回ゲストスピーカーとして来て、仕事内容や自身のファッションに対する考えについて講義するという内容。それぞれに職種が全く異なる方だしどなたも講義の経験がほぼないということで、毎回講義の内容が非常に自由で独創的で、普段受けている講義とは全然違う雰囲気でとても楽しかった。


大分大学 医学部 2年 はむご特派員
【医療英語】
珍しいとは言い難いかもしれないですが、もともと医療英単語を1年生でみっちり行なっていたこともあり、レベルが高いように思います。実際の診察を意識した授業内容ですし、発音のチェックもされるのでより実践的です、また医英検の受験、合格が単位取得の条件なので皆さん頑張って勉強します。
成蹊大学 法学部 2年 田中ジョニー特派員
【意思決定科学】
人には無意識に行っている意思決定があります。例えば、あるお土産屋さんの入り口に大きいぬいぐるみがあります。このぬいぐるみは10万円です。これを入り口で見ると不思議なことに奥にある3000円のぬいぐるみが安く感じるのです。これは無意識に初期値(10万円)に影響されているアンカリングという心理的な現象です。この授業はこのような現象が証券取引や投資にどう影響するのかという部分を深めていきます。教授も大手証券会社に勤務していた実務家で、実践的な内容を学べます。


早稲田大学 文学部 4年 K.H.特派員
【大人のこころ】
心理学の観点からみた恋愛・結婚のコツを知ることができる授業です。心理学の実験によれば、「吊り橋効果」はあまりないなど、一般に言われていることが真実ではないことを知り、面白いと感じました。その一方で、普段の自分の行動から共感できる部分もあり、なるほどと思うことが多い授業でした。学んだことを今後の日常生活にも活かしていきたいと思っています。こういったテーマを大学の授業として扱うことはあまりないと思うので、ぜひお薦めしたい授業です。
立命館大学 総合心理学部 3年 しゃけむすび特派員
【国内フィールドスタディ】
提携企業にフィールドワークの形で伺い、企業活動に心理学をどう絡めることができるのか、について学ぶもの。講義というよりインターンに近く、実際の企業活動に反映されるような施策を心理学的な観点から考える、という点でかなり珍しいのではないかと思う。
