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    公開日
  • 2026年10月26日
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進路の「決め方」を体験!
ミライの選択体験レポート

「来週までに進路希望調査を出してください」――そう指示しても、教科の得意・不得意や保護者や周囲の一声で何となく進路を決めてしまう高校生たち。いざ進路面談で尋ねてみても、生徒から具体的な返答がないという経験、先生方はありませんか?

社会が急速に変化し進路・キャリアも多様化するなか、一人ひとりの生徒が納得のいく進路支援のあり方とは何か。そこで今回Kei-Net Plusは、河合塾が提供する進路探究プログラム「ミライの選択」による、進路の決め方を先生方が体験できるセミナーを取材。ご参加いただいた先生方の声とともに、当日の様子をレポートします。

進路を決められない本当の理由とは

高等学校の進路指導では、多くの学校で学年ごとにテーマを設定し、進路面談、適性検査や進路講演会、卒業生・大学担当者による進路講話などを織り交ぜながら、3年間をかけて進路実現を図るための手厚い指導が行なわれています。しかし、河合塾の進路・大学入試情報サイトKei-Net特派員(大学生)へのアンケート調査によると、進路選択の前に「決め方」を学んだことがある学生は、わずか13%に留まっていることがわかっています。

こうした進路指導の現状について、講師を務めた河合塾部長の山口大輔は次のように話します。

「私たち大人がいくら情報を集めて提供しても、高校生たちはそれらを自分なりに吟味して整理し、進路を決めていくプロセス(決め方)を学んでいないのが現状です。何となくで決めた生徒は、模試の判定ですぐに進路を変更してしまいがちですが、高校時代に自分で考えて進路を決めた経験こそが、粘り強い主体性を育てるものと考えています」

納得できる進路選びのために
―決め方体験ワーク

2026年10月東京・新宿で行われた「ミライの選択 教員体験セミナー」では、ご参加の先生ご自身が生徒役となり、進路の決め方の一つ「総合評価法(進路選択表)」のワークを体験しました。

「総合評価法(進路選択表)」のワーク体験

表にまとめることで進路意識を言語化

ワークではまず薬の服用を例に、複雑な処方内容でも「曜日×時間帯」などの表にまとめると、一目で理解できるようになること。進路選択でも「選択肢×判断基準」の表にまとめることで、生徒が自分の進路意識を言語化し、整理できることが紹介されました。

適性検査を興味の深掘りのきっかけに

また、高校生版アセスメント「学びみらいPASS」の一つで、生徒の学問・職業への興味関心度を測定する「R-CAP for teens」の結果から、生徒がまだ知らない学問・職業との適性や「やりがいワード」を参考にすることにより、自分の興味関心のある選択肢を深掘りしていくきっかけになることが紹介されました。

ご参加の先生方は、まずご自分の進路選択や生徒指導の経験を振り返ってワークシートを記入、グループで他の先生にシートを見せて、どのように考えたか・より良い選択のための助言などを話し合いました。

ワークを体験した先生方からは

  • 「表の作成によって、思考の過程が可視化されるのが良いと思った」
  • 「生徒本人に数値化・可視化させることで納得いく選択ができそう」

といった声が上がりました。

進路選択表を作ることがゴールではない

ただし、進路選択表は作って終わりではありません。ワークを体験した先生方には

  • 「判断基準を選んでも選択肢の評価が難しい。選択肢の理解を深めることが必要」
  • 「ワークに取り組むなかで初めは判断基準の意味がわからない生徒もいるのでは」

といった声も。

ワークの様子_登壇する講師・山口氏

講師を務めた山口は、次のように補足します。

「表を作ることがゴールではありません。選択肢への理解を深めるためのリサーチや、先生方や親御さんとの対話を通じ、何度も評価を更新していくことが大事です。低学年から取り組んで、進路面談などの際に〈なぜこの基準の重みが高いか/こんな選択肢もあるのでは〉と問いかけることで、生徒の自己理解と解像度が格段に上がると思います」

今後も開催!
11/11オンライン・11/26大阪会場申込受付中

「生徒本人が納得のいく進路支援をしたい」「進路面談の質を向上したい」という先生方向けに、今後も「ミライの選択」を体験いただけるセミナーを開催いたします。

【申込受付中】ミライの選択 教員体験セミナー(11/11オンライン、11/26大阪)

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