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みらいPASSジュニア
中学生の『納得のいく未来づくり』を応援しませんか?

これまでの進路指導は、生徒の志向や学業成績と志望先の難易度といった、数値として可視化されたデータをもとに行うことが可能でした。しかし、変化の激しいこれからの社会では、予測できない未来の変化にも対応できる進路選択が求められています。そのような中でも、生徒たちが納得して自分の未来をつくり上げていくことが大切です。
生徒が未来を切り拓くための力を身につけるためのアセスメント
みらいPASSジュニアは、中学生のジェネリックスキル(汎用的な能力)、学習意識・生活状況などを明らかにするアセスメントテストです。
中学校において2021年度より全面的に実施が始まった新学習指導要領では、「学力の三要素」と呼ばれる技能や態度を育て身につけることが必要とされています。しかしそれらの能力は、従来の教科学力と異なり、測りにくく実態をつかみづらいうえ、生徒と認識を共有することも難しいものです。
みらいPASSジュニアは、それらの普段気づきにくく見えにくい能力を可視化します。生徒自身には「主体的な気づきと振り返りの機会」を、教員には生徒指導における「あらたな指標」をご提供いたします。
テストの構成
みらいPASSジュニアは、「PROG-J」「LEADS-J」の大きく分けて2種類、計3つのテストから、生徒の特徴を幅広い領域で測定します。
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PROG-J(プログジェイ)
- 汎用的な能力(ジェネリックスキル)を測定
リテラシー
- ●知識を活用して課題を解決する力
コンピテンシー- ●経験を積むことで身についた行動特性
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LEADS-J(リーズジェイ)
- 日々の学習・生活状況や学問への興味関心等を測定
学習・生活状況
- ●学習・生活状況
- ●時間の使い方
- ●学問への興味関心 etc.
「PROG-J」では、学校や社会で求められる汎用的な能力(ジェネリックスキル)を測定。従来の教科学力とは異なる視点で生徒の能力を明らかにします。
「PROG-J」はリテラシーテストとコンピテンシーテストの2つのテストで構成されています。
「LEADS-J」は、日々の学習・生活状況や、進路への意識・行動、学問分野への興味・関心等を測るアンケート調査です。生徒の日常について、その実態を明らかにすることで、日常の指導や進路指導、学校生活の振り返りにお役立ていただけます。
特長
1 学年・クラスの特徴や、学習活動の成果がみえる

プロジェクト型・探究型学習などでの教育効果や生徒の成長の把握は、アンケートなどの自己評価が中心です。「みらいPASSジュニア」の指標を用いることで、汎用的な能力や態度の伸長を客観的に測定・検証することができます。また、経年比較を行うことで、各学年・クラスの特徴をチェック。データをもとにした学級管理の下地をつくることができます。
2 充実のアフターフォロー

生徒が自らの強みを理解し、はじめの一歩を踏み出すための生徒向け解説会や自己理解を深めるためのフォローツールをご用意しています。
3 お申し込みから結果の閲覧まで、すべてWeb上で完結

生徒は受験や結果の閲覧、先生はお申し込み、受験状況の管理、生徒の個人結果や集計結果の閲覧など「みらいPASSナビ」システムを使って、すべてWeb上で行っていただけます。
生徒の受験から最短2日で結果が公開されるので、生徒の「いま」をすぐに知ることができます。
「ジェネリックスキル」の大切さ
国際化、情報化が急速に進み、社会構造も大きく変化しています。こうした社会の変化に伴い、単に知識の習得や決められた正解にたどりつく力だけでなく、知識をもとに新たな問題を解決する力や、主体的に働きかけ、周囲の人と協力して課題に取り組む力、生涯を通じて学び続け、変化に対応する力といった、基礎的・汎用的な力(ジェネリックスキル)が今後ますます重要になります。
受験の心構え
社会の変化や汎用的な力(ジェネリックスキル)といっても、生徒たちにとっては遠い存在のことのように感じることでしょう。生徒たちが自分の将来を自分事として考え受験に臨むために、この動画をご覧いただいてからみらいPASSジュニアを受験するとより効果的です。
社会人インタビュー動画
社会で活躍している方に、どのような場面でジェネリックスキルを生かしているのか、インタビューを行いました。生徒がより具体的にジェネリックスキルを理解できるよう、実際の仕事でのジェネリックスキルの活用が語られています。
空間設計/デザイナー編
コクヨ株式会社
鷲尾有美様
ソフトウェアエンジニア編
株式会社オーディオテクニカ
大島克征様
保育士編
社会福祉法人清香会
巻口美穂様
CHECK!採用校の声
採用いただいた先生の声をご紹介します。

進路担当
中学生から自分の将来について考えることは重要だと考え採用しました。ざっくりとした文理傾向や教科の好き嫌いがわかりますので、学年の傾向を把握することに役立てています。

探究担当
親和力や協働力が高いことは肌感覚でもわかっていましたが、課題を進める力に伸びしろがあることがわかり、探究では特にそこを意識させています。
また、言語運用力が本校の課題であることが明確になり、探究にとどまらず学年全体で伸ばしていこうと課題を共有しました。

学年担当
中学2年生は中だるみの時期になりますので、教科学力を測るテストとは異なるアクセントを加えられ、生徒にはいい刺激になったようです。
導入の流れ
- STEP1 お問い合わせ
- STEP2 担当の営業との打ち合わせ
- STEP3 みらいPASSナビの設定
- STEP4 お申し込み
- STEP5 試験の実施
よくあるご質問
- Q:一部のテストだけ受験することはできますか
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A:生徒の多面的な特徴を把握するため、すべてのテストを受験いただく必要がございます。
- Q:受験に適した時期やタイミングはありますか
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A:学校の目的に応じていつでも受験していただけます。
- Q:1年間で複数回の受験は可能ですか
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A:短い期間で複数回受験しても大きな変化が出にくいアセスメントテストのため、1年間に1回の受験を推奨しています。
- Q:学力の低い生徒がPROG-Jをしっかり解答できるか不安です
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A:PROG-Jで測定している能力は教科学力との相関が高くなく、学力が低い生徒が必ずしも低い結果になるわけではありません(逆も然りです)。問題サンプルをご確認のうえ、教科学力とは違う指標としてぜひ受験をご検討ください。
- Q:教員がテストを体験することはできますか
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A:PROG-J、LEADS-Jは先生方に体験受験していただくことができます。詳細は担当の営業までご相談ください。