河合塾の大学入試情報サイト

受験期の子どもとの接し方一言アドバイス~これから受験を迎える受験生とそのご家族へ

受験期には保護者も不安や悩みが尽きません。ここでは受験を終えたお子様を持つ保護者の方からいただいたアドバイスをご紹介します。ご自身の経験から得られた貴重なアドバイス、お子様との接し方のヒントがいっぱいです。

「受験期に関する保護者アンケート/2023年4月実施」より

親の心得
  • 河合塾の説明会で保護者も普段通り、あまり特別に構えないというような話があり、子供が受験だからと親が我慢するのはやめようと思い、あくまで普段通り親も趣味などでリフレッシュしていました。受験は何があるかわからないということもあり、大人も緊張が続く日々ですが、親もリフレッシュしながらお子様を支えてあげてください。(親が我慢している、というのはそれはそれでプレッシャーになると思います)(神奈川県 E・Kさん)
  • 子どもが本当に望む進路でないと最後まで頑張りきれないと周りを見て感じました。大人が考える「正解」の進路は確かにあると思いますが、そちらに誘導した人のお子さんは残念な結果になっていた印象です。(愛知県 S・Kさん)
  • 決して上からでも下からでもなく、伴走する気持ちで接してあげてほしいと思いました。受験生本人はこちら以上に不安なので、荒れている時は、伝染しないように保護者はゆったりと構えててほしいと思いました。(東京都 Y・Sさん)
  • 「こちらからは何も言わない」「話してくることだけに耳を傾ける」ことに徹していたら、もっとうまくいったとは思っています。つい「意見」を言いたくなってしまうのですが、言っていいことは一つもなかったです。(愛知県 N・Sさん)
  • 私自身、偏差値や卒後の就職先などの実績にとらわれがちでしたが、こちらの意見や、情報を共有しつつも、最終的には息子の気持ちを尊重しました。自分の思い描いていたとおりにならなくても、お子さんの気持ちを大切に、最後まで応援してあげてください。(愛知県 S・Tさん)
備えあれば・・・
  • 行きたい大学は勿論、その次に行きたい大学、その次に…と公立、私立両方複数考えて準備した方がいいと思います。(北海道 T・Fさん)
  • 自分の感覚では、大学受験はお金だけ出してあげればよいと思っていたのですが、実際やってみると、子どもだけでは情報収集や出願の準備は難しいと感じました。情報の収集や整理、出願の準備など、一緒に取組み、本人ではできないことがあったり、時間がたりない時は、手伝ってあげるとよいと思います。(東京都 Y・Tさん)
  • 受験料入金から願書郵送まで、自分でプリントアウトしたりがあるので、家にプリンターがあると便利。入金もコンビニによって機械が違うから、事前に調べたほうが、実際入金する時に安心。(埼玉県 M・Oさん)
  • 英検は取っておいた方が、選択肢が広がります。(三重県 N・Kさん)
  • 出願がネットで容易にできるようになっており、併願割引制度もあるため、余計な出願(併願)をついしてしまい、受験料だけで高額になる場合もありえますので、事前の情報収集は、子どもが自分でやることは勿論ですが、親も充分しておいた方が良いと思います。(東京都 M・Mさん)
  • オープンキャンパスは目指す学校だけでなく、実力相応校、滑り止め校も行っておくとよいかも。比較出来て、より目標校へのモチベーションがあがるかも。少し早めに細目に学習計画の状況の確認とアドバイスを。計画との差異が広がり過ぎるとリカバリが難しくなっていくし、やる気もそがれる気がします。(神奈川県 M・Iさん)
健康管理~入試は万全の体調で
  • やはり体調管理がとても大切だなと感じました。朝早い、帰りが遅いときなどは送迎などしてあげると、早くリラックスできるようでした。心配ばかりの一年でしたが、かんばりはきっと結果につながります。がんばってください!(東京都 Y・Mさん)
  • 規則正しい生活リズムで、きちんと食べさせることしか、親にできることはないと思います。余計なことを言わず、見守ってあげてください。(東京都 M・Tさん)
  • 結局親の言う事は聞かないので親にできるのは健康管理と弁当を作ること、毎朝起こすこと位しかできないです。忍耐力が必要です。頑張って下さい。(神奈川県 H・Mさん)
激励~声かけはこんなふうに
  • 本人を見ていて「モチベーションが下がっている」「落ち込んでいる」ように見えたときは軽く声をかけましたが、基本的には両親ともに余計なことを言わず本人を見守るようにしていたことで、本人が自分の力でやりきることができたのではないかと思います。子供さんのタイプもあると思いますが、あまりあれこれ言わない方が良い方向にいくのではないかと感じました。(福岡県 K・Kさん)
  • 我が子の場合は、家族からの頑張ってねの言い過ぎがプレッシャーだったようです。とくに試験当日は玄関で軽くいってらっしゃいくらいがちょうどいいと言われました。会場へ着いたか不安になるので、必ず到着の連絡をするようにお願いしていましたが、行けるし大丈夫だからとのこと。たしかにそうです。受験勉強も1人で頑張ってきたんです。そういうタイプの子だったので、あれこれ心配するのではなく、我が子を信じて接していました。(千葉県 Y・Iさん)
  • 受験のことやそうでないことでも出来るだけたくさん話をすると、お互いに理解が深まり不安が軽減されると思います。(千葉県 T・Nさん)
  • それぞれのお子さんの個性に合ったサポートができると良いですね。我が家の場合は本人が話をしたい時には徹底的に付き合いました。(東京都 Y・Sさん)
  • 努力家でどんどん伸びる子供もいれば、どうにも頑張りきれずに投げやりになる子供もいると思います。本人のストレスは想像以上にきついです。そこに親がさらにプレッシャーをかけることがないよう、言葉掛けは、どうしても伝えたいことを1日に1つ、簡潔にと意識してはどうでしょう。勉強で気持ち・時間に余裕がない本人に代わって大学の受験方法を徹底的に研究して、この方式があなたには有利かもね、と伝えてあげるようなサポートが、衝突を避けるいい見守りになるのでは、と思います。(神奈川県 T・Mさん)
子どもを信じて
  • とにかく子供を信じて、近すぎず、遠すぎず、の距離感で過ごすといいと思います。(愛知県 K・Nさん)
  • スマホを完全に取り上げることができなかった親ですが、スマホで勉強してたとも言ってますので、子どもを信じてもいいのかなと思います。(千葉県 S・Mさん)
  • 現在の受験制度をよく理解しないまま口出ししても、反感を買うだけ。子供の方が理解が早いので、ある程度は子供の自主性に任せてもいいと思う。(東京都 Y・Aさん)
  • 子供は親の想像以上に成績や受験に敏感になっています。家庭では休める環境を作るのに徹底しました。学習は自習室と決めて帰宅したら好きな事をさせていました。親に相談しても子供は責められていると感じるので、河合塾の先生、チューターの方に相談するよう促しました。受験を終え、楽しい浪人生活だったと話していたので、子供を信じて良かったと思ってます。(東京都 S・Nさん)
受験期の子どもとの接し方

PAGE TOP