受験期の子どもとの接し方受験期のトラブル~我が家の場合
受験期にはできればトラブルに見舞われたくないもの。大きなトラブルはそうそう起こることではないでしょうが、小さなトラブルは毎年あちこちで聞かれます。
本人たちにはどうしようもないトラブルもありますが、ちょっとした注意で避けられるトラブルもたくさんあります。ここではそんな事例を紹介します。どうぞ参考にしてください。
★「受験期に関する保護者アンケート/2024年4月実施」、★「Kei-Net特派員アンケート/2024年9月実施」より
- 準備不足編
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- ★英検の合格通知、コピーで可能なところと、原本が必要なところがあり、気づくのがギリギリで手配が大変だった。(大阪府 S・Dさん)
- ★卒業した高校に調査書を受け取りに行くのにすぐもらえると思っていたら、思ったより時間がかかり、願書を出すのがギリギリになってしまった。(宮城県 T・Oさん)
- ★浪人生だったため、卒業校に卒業証明書をもらったが、中身を確認せず置いておいた。後日提出する際みたら在籍証明書になっていて、大慌てで連絡して送ってもらった。事務が間違うこともあるので早めに確認しないといけないなと感じた。(神奈川県 K・Tさん)
- ★英検利用の出願に際して、条件を誤っており、辞退となったこと。(神奈川県 S・Jさん)
- ★ホテルの宿泊予定日を間違えてしまい、当日、ホテルでチェックイン出来ず、間違えに気付くというトラブルがありました。幸い、空室があったので何とかホテルには泊まることができましたが、少しヒヤッとしました。(日本大医学部 けしごむさん)
- ★準備の際に持ち物チェックリストを作っておらず、頭の中だけでチェックして用意したため2泊なのに靴下を7個も持っていっていた。また、当日に着て行こうと思っていたジャージは下しか持っていっておらず当日とても焦った。自分では気づかないところで心が落ち着いていないので何事も丁寧に何度も何度もチェックすべきだと思った。(同志社大心理学部 たんたんさん)
- 体調不良編
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- ★共通テスト1週間前に利き手の指に菌が入ってしまい、シャープぺンを持つのも大変なくらい腫れ上がってしまったこと。(千葉県 A・Mさん)
- ★国立受験直前に親が二人ともコロナに感染し、子供をホテルに避難させなければならなかったこと。(東京都 A・Nさん)
- ★共通テスト前に、目に不調があり、病院に行く暇というか、本人も勉強したいという事で、病院に行かずに受けたら、問題がかなり見えなかったらしい、、その後、本番の一般受験に備え、病院に行ったら、失明するところだったと言われてビックリした。病院には行きましょう。です。(東京都 A・Mさん)
- ★共通テスト当日、本人ではなく、親(私)が緊張のため胃痙攣を起こした。(東京都 M・Tさん)
- ★親不知の痛み。応急処置をして抜歯は受験後にした。(東京都 H・Fさん)
- ★ホテルが暑すぎてよく寝られず、当日は2時間睡眠になってしまいました。服装は体温調節が良くできるものにしましょう。(東京大理科一類 穴熊さん)
- 交通機関トラブル編
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- ★第一志望の大学受験の前に雪が降り交通機関に乱れが出たため、急遽ホテルを取り受験に臨ませた事。(神奈川県 T・Wさん)
- ★当日の朝、飛行機が欠航になり振り替えた。慣れない土地で朝の時間がなく昼食を購入できなかった。(北海道 K・Tさん)
- ★前泊入りで、平日だから交通機関は空いているだろうと、安心していた。実際には電車が混んでいて3時間半立ちっぱなしになってしまい、すごく疲れたとのこと。指定席大事です。(茨城県 Y・Kさん)
- ★飛行機のチケットが1ヶ月先のものだったことがある。それは、受験日の2日前に起こったので、たまたまチケットが取れたので良かったが、危うく試験会場に行けなくなるところだった。(山口大医学部 りさもちさん)
- 忘れもの編
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- ★雨が突然降るかもしれないので、折り畳み傘は常に持ち歩いたほうがいいです。私はそれを持っていなかったがために濡れて帰ってきたことがありました。(千葉大法政経学部 ハルルさん)
- ★整髪料を忘れて困った。髪の毛が長いので、しっかりまとめられるようにしたほうが良いし、なるべくいつも勉強していた状態で受験会場に向かったほうがいいと思った。(東北大法学部 だっちさん)
- ★面接用のスーツを家に忘れてしまったので忘れ物の確認は絶対に自分でしたほうが良い。(北海道大医学部 さいこーさん)
- その他のトラブル
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- ★公立出願時に共通テストの成績請求票を間違えて私立用の請求票を貼付して提出してしまった。(兵庫県 M・Sさん)
- ★共通テスト後に受験校をかえたので、ホテル予約に苦労しました。(愛知県 Y・Aさん)
- ★複数校受験したことで、合格発表から入学手続きまでの猶予が少なかったこと。(埼玉県 Y・Fさん)
- ★試験官が5分誤って早く試験を開始してしまいその事にひどく動揺し、とらわれ過ぎて落ち着くのに時間がかかった事。いかなる事が起きようとも心の安定はできる限り保たなければ自分にマイナスに働いてしまうと感じました。(愛知県 Y・Hさん)
- ★共通テストの結果が思った以上に良く(順位一桁、A判定)、燃え尽き症候群のような状態になりました。気分転換をさせ、何とかスイッチを入れることが出来ました。(愛知県 J・Yさん)
- ★思っていた以上に受験費用がかかり、子どもが納得する志望校の合格を手にするまで、次々と受験料が何十万円単位で必要であった事。(京都府 I・Nさん)
- ★「何で受験しないとイケナイのか判らなくなった」と急に言い始めてどうしたらよいか対応に困った。(鹿児島県 H・Nさん)
- ★受けたい学校の入試日が重なりどちらを受けるか相当悩んだ。(東京都 M・Wさん)
- ★第1解答科目を間違えて受験資格がなくなった。(東京都 A・Kさん)
- ★部屋に机がないところに泊まった時はベッドの上にスーツケースを寝かせて机代わりにして勉強した。姿勢が悪くなったりスーツケースがでこぼこだったのもあったりして正直あまり捗らなかったので机椅子がセットとしてついてる部屋をとる方が良い。(お茶の水女子大生活科学部 まいかさん)
- ★スマホの充電器がトランクの中で壊れてしまい、ホテルで借りました。充電器の貸し出しをしている施設を選ぶのも大事だと思います。(上智大法学部 さくらさけさん)
- ★雪予報で急遽前日に前泊を決めた学校があり、ホテルの売店の食べ物類が全て売り切れており大変だった。レトルトのご飯や水はあらかじめ持って行ったほうがいいです!(早稲田大スポーツ科学部 卵焼きさん)
- 受験期の子どもとの接し方