教育関係者のための情報サイト

ケンブリッジ英語検定

ケンブリッジ英語検定|目次

ケンブリッジ英語検定とは

コミュニケーション能力を重視した世界標準の英語4技能検定

ケンブリッジ英語検定は、英国・ケンブリッジ大学英語検定機構が開発・実施している検定試験です。その歴史は100年を超え、世界130カ国で実施されています。まさに世界標準の英語4技能検定といえるでしょう。
ケンブリッジ英語検定は、初級者から中上級者までレベルごとの試験が設定されており、各段階ごとに、学習者が実生活のさまざまな状況において「コミュニケーションのために英語をどのように使うことができるか」を適正に評価できる検定試験として高い評価を受けています。

▲Speak to the world<英語から広がる世界 2mins>

学習段階に合わせたレベル別選択受検

生涯にわたって英語運用能力の向上を支援するというスタンスから、初歩~社会生活レベルまで、学習者の学習段階に合わせて試験を選択することができます。また、各試験は一つの尺度(ケンブリッジ英語検定スケールスコア)で学習成果を表すことができ、受検者にとって利便性が高いテストです。

ケンブリッジ英語検定・試験種類をCEFR(セファール)と対応させた一覧画像。CEFRのPreA1、A1、A2は基礎段階の言語使用者、B1、B2は自立した言語使用者、C1、C2は熟達した言語使用者である。Pre A1:Starters (スターターズ)、A1:Movers(ムーバーズ)、A2:Flyers(フライヤーズ)・A2:Key (キー)、B1:Preliminary (プレリミナリー)、B2:First (ファースト)、C1:Advanced (アドバンスト)、C2: Proficiency(プロフィシエンシー)

「伝えること」に重点を置いたペア型面接 <全員が受検できます>

リアルな場面を想定して、受検者2名がペアになって試験に臨みます(※)。単なる発話にとどまらず、face to faceでのコミュニケーションスキルに力点をおいた設計になっており、受検者同士のやり取りを含めて評価の対象になります。

  • Young Learners(ヤングラーナーズ)は1対1の面接
<評価・採点ポイント>
  1. 文法・語彙
  2. 会話のやり取り
  3. 発音
  4. コミュニケーション
  5. 総合的な達成度(Global Achievement)
面接官2名と受検者2名がスピーキングテスト中の写真。

<受検者の声>

受検者の声(スピーキングはいろいろなタスクがあって、英語を使うのが楽しかったです。/ほかの検定試験よりも実際の状況に近かった。将来、特に役に立ちそうな試験だと思った。/めずらしい検定試験なので、総合型選抜の調査書に書いてアピールしようと思っています。/スピーキングの形式がとても面白いと思った。/自分の考えを英語で表現することが鍛えられる試験だと思った)。

CHECK!採用校の声

眼鏡をかけた男性教員がテキストと指し棒を持っているイラスト

生徒から、「楽しかった」「もっとやりたかった」といった声があり、4技能の向上に意識が向いたのではないかと思います。

女性教員がテキストと指し棒を持っているイラスト

スピーキング試験に向けて、ALTに似た形式の面接を自主的にお願いする生徒が出てくるなど、学習意欲喚起につながっている。

女性教員がテキストと指し棒を持っているイラスト

共通テスト対策になることが、継続受検の決め手です。

団体申込(学校一括)のご案内

  • 学校を会場とし、学年・コース単位で受検可能(原則100名以上)
試験実施はお任せ

当日の試験の実施はすべて河合塾が請け負います。
自校実施の場合、別途お支払いの必要はございません。

柔軟な試験日程

『Pre A1 Starters』、『A1 Movers』、『A2 Flyers』、『A2 Key for Schools』、『B1 Preliminary for Schools』は試験日を自由に選択することができます。それ以外は試験が実施できる世界共通日程が決められていますので、貴校営業担当までご相談ください。

河合塾オリジナル教材
『受検の手引き』

各技能別/パート別に形式・解き方を解説しており、 問題タイプ別に対策を確認することができます。

学習ガイド「受検の手引き」表紙

受検までの流れ

  1. STEP1 受検日の3カ月前までにはお問い合わせください
  2. STEP2 試験日・使用教室等詳細のお打ち合わせ、確定
  3. STEP3 専用フォームにて受検申込(受検日の2カ月前まで)
  4. STEP4 受検の手引き、受検票を学校に送付します
  5. STEP5 試験当日は会場の解錠などのご対応をお願いします

成績返却までの流れ

  1. 受検後6週間以降 オンラインで結果確認可能(生徒本人のみ)
  2. 受検後10週間以降 結果ステートメント、認定証を学校に送付します

よくあるご質問

Q:ケンブリッジ英語検定の特長は何ですか?

A:ケンブリッジ英語検定は100年以上の歴史があり、世界130カ国以上で実施されている世界標準の検定です。
大きな特長は「英語運用力」、つまり「コミュニケーションの中で英語を使えるか?」が重視されている点です。面接は2対2のペア型面接で、受検者同士のやり取りにより結論を導くタスクも含まれます。筆記試験の出題や評価基準においても「日常生活での運用力を測る」思想が貫かれています。「使える英語力」を育成するために、最適なアセスメントといえるでしょう。

Q:ケンブリッジ英語検定では、イギリス英語が評価されますか?

A:いいえ。ケンブリッジ英語検定で使われる英語は、世界で英語が話されているという背景を反映して、たとえば、リスニングテストでは、英国や米国のアクセントなど、異なるアクセントが含まれます(共通テストと同様)。また、記述問題の綴りや語彙に関しても、英国式、米国式のいずれを使っても公平に採点されます。

Q:面接試験は全員受検ですか?

A:筆記試験同様、面接試験も全員受検です。面接試験はペア型(※)で行われ、コミュニケーションスキル重視のケンブリッジ英語検定の特長の一つです。受検者同士の「やり取り」も評価の対象項目となり、より多面的なスピーキング力の測定ができます。
面接官やペア受検者とのやり取りが実践的なので、「楽しかった!」「本当の英語力が試される」「英語の勉強を頑張ろうと思った」などポジティブな感想が多く聞かれます。

  • Young Learners(ヤングラーナーズ)は1対1で面接試験を行います。
Q:面接官はどのような人ですか?

A:ケンブリッジが定める英語レベルと英語教育経験を持ったプロフェッショナルな面接官です。面接官は、年1回以上の研修・モニタリングを受けており、ケンブリッジは「評価の質の維持」にも万全の取り組みをしています。

Q:試験日程は決まっていますか?

A:A2 Key(KET), B1 Preliminary(PET)のfor Schoolsバージョンと、低学年向けYoung Learners(ヤングラーナーズ)は、試験日を自由に設定いただけます。それ以外のレベルは、試験が実施できる世界共通日程が定められていますので、貴校営業担当までご相談ください。

Q:試験日当日の運営は教員も行いますか?

A:当日の会場設営、試験の実施運営、撤収作業は、すべて河合塾にお任せください(別途お支払いの必要はございません。当日の会場の解錠や前日の試験資材の受け取り等ご協力をお願いする事項もございます)。

Q:問題を見て検討したいのですが、試験内容がわかるツールはありますか?

A:河合塾オリジナル教材「受検の手引き」(試験種類別)をご提供します。各技能別・パート別に形式・解き方を解説しており、問題タイプ別に対策を確認することができます。
また、教員向けに試験の評価スケールを示した「教師用ハンドブック」も準備しています。ご希望の方は貴校営業担当までお知らせください。

Q:問題集はありますか?

A:ケンブリッジ大学出版が問題集を発行しています(洋書のため、大手書店やオンラインでの販売のみ)。
ケンブリッジのサイトに「無料オンライン教材」「試験準備」もございますので、ご活用ください。

無料オンライン教材(ケンブリッジ大学出版) 試験準備(ケンブリッジ大学出版)
Q:成績結果は、大学入試で使えますか?

A:ケンブリッジ英語検定は、多くの大学の英語4技能検定利用入試で利用できます(必ず大学入試要項でご確認ください)。
国公立大では、国際教養、金沢、千葉、埼玉、東京都立、岡山、広島、九州など。
私立大では、早稲田、ICU、東京理科、立教、明治、中央、学習院、日本医科、順天堂、南山、関西、関西学院、西南学院、立命館アジア太平洋などです(学部により利用可否、求められるスコアは異なります)。

ケンブリッジ英語検定を利用する大学一覧

海外大学でも利用できます。主な大学は以下の通りです。
【北米】 ハーバード大学、ミシガン大学、トロント大学、ニューヨーク大学
【ヨーロッパ】 オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、インペリアル・カレッジ・ロンドン
【オセアニア】 オーストラリア国立大学、メルボルン大学、シドニー大学

お問い合わせ・資料請求

ケンブリッジ英語検定に関するお問い合わせはお電話にて承ります。

PAGE TOP