2021年度 東京都立大学 実技試験の実施状況

システムデザイン学部(インダストリアルアート)前期

入試日 2月26日
試験時間 150分
試験内容

デッサン

(問題)

組み合わせるとひとつの直方体になる個体を3個、直径10cm高さ30cmの円柱を2個、りんごを1個、これらをモチーフとして想定し、以下の条件に基づき、自由に配置構成してデッサンしなさい。

(条件)

  1. 問題で指定されたモノ以外は描いてはならない。
  2. デッサンのテーマとして「緊張感」を表現すること。
  3. 3つの個体のそれぞれの形状は自由とする。ただし、3つの個体を組み合わせた際のひとつの直方体の大きさは、底面15cm×15cm、長辺60cmとすること。
  4. 3つの個体の色は、1つは白、1つは黒、1つはグレーとすること。
  5. 2つの円柱の色は白とする。ただし、円柱の側面には、1つは白とグレーのストライプ、1つは白地に黒の水玉模様を描くこと。なおストライプの間隔及び方向、水玉模様の大きさは自由とする。画用紙の縦横は自由。

(配付物)

  • 答案用紙(B4画用紙表裏)
  • B4下書き用紙
  • B3イラストレーションボード
アドバイスや感想
  • 一限目の数学と同じ席で行った。椅子が固定されていて、やりづらかった。鉛筆等は落としても通常の筆記試験と違い、自分で拾うことができた。
  • 椅子と机の隙間がほぼ無いためイラストボードは机に置いてデッサンするしかない(斜めにできない)
  • 席は学科試験の時と同じ。机は大学の講義机で、その上に机が汚れないように板(イラストレーションボード)をのせて描く。机は細くあまりスペースがないので、少し窮屈に感じた。答案用紙は一般的な画用紙で、サイズはB4だが右側に数cm程度の採点欄があり、そこにはデッサンを描けない。フィキサチーフは、試験時間終了後にかける。
  • フィキサチーフ、クリップは借りられるが、あまり数はない。デッサンの席は数学の試験を受けた席そのまま。ティッシュをデッサンに使うことができないので、擦筆はあると良い。

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