情報Ⅰ

共通テストまでの残りの期間でどのような学習を行えばよいのか、河合塾講師からの学習アドバイスをご紹介します。

学習アドバイス -あと45日で押さえるポイント

情報Ⅰ学習アドバイス

  • 2025共通テストでは「情報社会の問題解決」「コミュニケーションと情報デザイン」「コンピュータとプログラミング」「情報通信ネットワークとデータの活用」の4つの領域から幅広く出題されました。この傾向は今後も続くと考えられます。苦手分野があると大きな失点につながる可能性がありますので、早めに克服しておきましょう。
  • 情報Ⅰのねらいには、「問題の発見・解決」のために、情報や情報技術を適切かつ効果的に活用することがあります。2025 共通テストでも社会や身近な生活における問題の発見・解決に関する場面が設定された問題が複数出題されました。問題文や図表、資料から、与えられた設定や解答に必要な情報を正確に読み取る力が求められることに注意しましょう。
  • 共通テストで問われる知識は教科書レベルのものであり、また「知識を直接的に問う問題」は多くないと思われます。しかし、与えられた設定の中で知識を活用する力が求められるという点で、知識を深く理解しておく必要があることに注意しましょう。

情報Ⅰの過去問は1年分しかありませんが、試作問題や追試,これまでに取り組んだ教材・模試などを徹底的に復習することが最も有効な対策になります。上記①~③の「苦手分野を見つけて克服する」「問題発見・解決の場面の中で考察する」「知識を活用する力を養う」という点を意識しながら、復習を重ねましょう。

第3回全統共通テスト模試から見直しておきたい問題

第3回全統共通テスト模試の問題から、共通テストまでに見直しておきたい問題を河合塾講師が解説します。

2025年度共通テスト「情報Ⅰ」問題構成と設問別分析

問題構成

大問 分野 配点 マーク数 テーマ
1 1)情報通信ネットワークとデータの活用 20 2 情報セキュリティ、情報通信ネットワークの仕組みと役割
2)コミュニケーションと情報デザイン 4 情報のデジタル化
3)情報通信ネットワークとデータの活用 2 情報システムとそのサービス、データの蓄積と管理
4)コミュニケーションと情報デザイン 3 情報デザインの考え方を活かしたコミュニケーション
2 A)情報通信ネットワークとデータの活用 30 9 データの収集と管理 、情報システムとそのサービス、問題の発見と解決
B)コンピュータとプログラミング 7 モデル化とシミュレーション
3 コンピュータとプログラミング 25 12 アルゴリズム、変数、配列、条件分岐、反復
4 情報通信ネットワークとデータの活用 25 12 データの表現、データの収集と管理、データの分析と評価
合計 100 51
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設問別分析

第1問
情報通信ネットワークと情報デザインを中心とする小問集合であり、計算を要する問題も複数みられた。
問1aはデジタル署名に関する知識問題、問1bはIPv6に関する知識問題であった。
問2は7セグメントLEDを題材にした、組合せの数に関する理解をもとに答える考察問題であった。
問3はチェックディジットの生成方法とその性質に関する考察問題であった。
問4はコンピュータのユーザインタフェースのデザインに関する考察問題であった。
第2問
Aは総合スーパーマーケットの情報システムを題材とした問題であり、情報システムにおける情報の流れや情報システムに必要となる条件について、思考力が求められた。
Bは表計算ソフトウェアを用いた、おつりを渡すために用意すべき千円札の枚数に関するシミュレーションをテーマとする問題であった。乱数を用いた標準的な問題である。モデル化からシミュレーション、結果の分析までの体験を実際にしていれば解答しやすい。
第3問
問1はアルゴリズムの理解を問う問題、問2は目的とするアルゴリズムの一部を担うプログラムを作成する問題、問3は目的とするアルゴリズム全体を担うプログラムを作成する問題であった。変数、制御構造、配列に関する理解があれば解ける問題であった。
第4問
データの活用に関する知識問題と考察問題であった。問1は尺度水準に関する基本的な知識問題を含むが、他の問題は与えられたデータを用いた考察問題であり、正解を選ぶためには散布図、箱ひげ図、相関係数などに関する理解が必要であった。

共通テスト「情報Ⅰ」平均点の推移

年度 2025年度 2024年度 2023年度 2022年度 2021年度
平均点 69.26
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共通テスト 科目別学習アドバイス

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