英語(リスニング)
共通テストまでの残りの期間でどのような学習を行えばよいのか、河合塾講師からの学習アドバイスをご紹介します。
学習アドバイス -あと45日で押さえるポイント
英語(リスニング)学習アドバイス
共通テストまでの45日間に何をすべきかを以下のようにまとめてみました。ぜひリスニング対策のヒントにしてください。
- 第1問A ≪短文発話内容一致問題≫
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【傾向】聴き取った英文内容を1文で言い換えたり、1つの発話内容から状況を把握したり、直接表現はしていませんがその意味を内蔵している含意関係を考えたり、状況を1文で要約したりすることで、聞こえてくる発話内容を把握する力を問うています。平易な英語ですが、音声の同化などが生じることで、より自然な発話の聴き取りが求められています。
【対策】音声を聴く前に選択肢に素早く目を通し、場面状況を予測しながら、選択肢の違いを押さえておきましょう。聴き取りの際は、聞こえてくる順に情報を処理するとよいでしょう。また、聴き取った内容の含意関係を考えたり、聞こえてきた表現が選択肢では別の表現で言い換えられていたりする場合があるので注意しましょう。 - 第1問B ≪短文発話イラスト選択問題≫
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【傾向】「情報伝達の基本となる文法・語法」の理解度をリスニングで評価する問題です。文法と意味理解を音声で問うことで、発話内容の概要を把握する力が求められています。また、平易な英語ではありますが、第1問Aと同様、より自然な発話の聴き取りが求められています。
【対策】音声を聴く前に選択肢にあるイラストに目を通し、選択肢の違いを押さえておきましょう。聴き取りの際は、物事の様子や位置関係などを表す語句に注意しましょう。なお、音声の同化、連結、脱落などの英語音の法則を用いた、より自然な発話の聴き取りが求められることもあるので普段から意識して練習しましょう。 - 第2問 ≪対話文イラスト選択問題≫
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【傾向】物の形状、位置関係、組み合わせなどについて、含意関係を理解したり、情報を取捨選択したりする力が求められています。なお、それぞれ場面状況が日本語で記されている分だけ、聴き取りにおける状況把握の負担は軽減されています。
【対策】音声を聴く前に選択肢にあるイラストに目を通し、選択肢の違いを押さえ、聴き取りのポイントを予測しておくとよいでしょう。聴き取りの際は複数の情報を基に、選択肢を絞り込んだり、場合によっては消去法を用いたりすると効果的です。 - 第3問 ≪対話文質問選択問題≫
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【傾向】仕事や日常生活での出来事について、場面状況が日本語で記されているので、それをヒントにしながら対話内容の概要や要点を聴き取ることが求められています。
【対策】音声を聴く前に対話の場面と選択肢に素早く目を通し、対話のポイントを予測しておくとよいでしょう。対話で聞こえてくる音を使って誤答の選択肢がつくられていたり、聞こえてこない音で正答の選択肢がつくられていたりすることがあるので注意しましょう。 - 第4問A ≪モノローグ型図表完成問題≫
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【傾向】問18-21 では、説明を聴いてグラフを読み取らせたり、出来事を時系列に並べたりする力が求められています。
問22-25 では、「天気予報」や「講座スケジュール」などの図表の空欄を埋める形式で、説明を聴いて情報を整理する力が求められています。
【対策】問18-21 音声を聴く前に、グラフの数値などを素早く把握し、増減などの比較表現の聴き取りに注意しましょう。グラフ問題が時系列の問題に変更される場合があります。その際は、指示文にある場面状況とイラストから聴き取るべき情報を推測しておき、音声を聴きながらイラストに順番を記していくとよいでしょう。
問22-25 音声を聴く前に図表と選択肢に素早く目を通し、聴き取るべき情報のポイントを予測しておくとよいでしょう。 - 第4問B ≪モノローグ型質問選択問題≫
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【傾向】複数の情報を聴き取り、その情報を比較検討しながら、状況・条件に基づき比較し判断する力や取捨選択する力が求められています。
【対策】音声を聴く前に指示文にある状況・条件を素早く読み、音声を聴きながら図表に〇×を書き込んでいくと効率よく解答ができます。なお、発話者がアメリカ人、イギリス人だけでなく多国籍になる傾向があるので、さまざまな音声に慣れておくとよいでしょう。 - 第5問 ≪講義・討論型長文ワークシート完成・選択問題≫
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【傾向】3つの活動に分かれています。活動1(問27-31)では、ワークシートを完成させる問題で、講義を聴き取り、要点を把握する力が求められています。活動2(問32)では、講義の内容に基づき2人の学生の発言が「講義と一致しているかどうか」を判断する問題です。活動3(問33)では、ディスカッションの内容を聴き取り、講義から聴き取った情報とグラフから読み取れるデータを重ね合わせて要点を把握する技能統合問題です。
【対策】活動1では、音声を聴く前のポーズ時間を活用して、ワークシートの内容を素早く読み取り、空欄の選択肢をあらかじめ埋めておくことで、聴き取りのポイントを予測しやすくなります。ぜひ試してみてください。
活動2では、講義内容の正確な理解と照合力が求められるため、短期記憶を活用して講義の要点をしっかりと把握しておくことが重要です。活動3では、講義全体から得られる情報とグラフから読み取れるデータを照合しながら、要点を整理する必要があるため、注意して取り組みましょう。 - 第6問A ≪対話文質問選択問題≫
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【傾向】2人の対話を聴き取り、話者の発話の要点を把握する力や次の行動を推測する力が求められています。
【対策】音声を聴く前に対話の状況と選択肢に目を通し、対話のポイントを予測しておきましょう。繰り返し述べている主張を意識しながら聴き取ることで、論点を把握することができます。 - 第6問B ≪会話長文意見・図表選択問題≫
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【傾向】4人の会話を聴き取り、それぞれの話者が賛成の立場か反対の立場かを判断する力と、意見に合う図表を判断する力が求められています。
【対策】音声を聴く前に会話の状況と設問および図表に目を通してポイントを予測し、図表の概要を素早く読み取っておくと聴き取りに余裕がもてるでしょう。発話の展開に注意し、意見の変化を把握する力が求められています。誰の発言なのかを正確に捉え、複数情報を聴き取り、比較したり、判断したりすることが求められるので同じ会話を繰り返し聴く練習をするとよいでしょう。
第3回全統共通テスト模試から見直しておきたい問題
第3回全統共通テスト模試の問題から、共通テストまでに見直しておきたい問題を河合塾講師が解説します。
2025年度共通テスト「英語(リスニング)」問題構成と設問別分析
問題構成
| 大問 | 分野 | 配点 | マーク数 | 読み上げ回数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | A 短文発話内容一致問題 | 28 | 4 | 2 |
| B 短文発話イラスト選択問題 | 4 | |||
| 2 | 対話文イラスト選択問題 | 12 | 3 | 2 |
| 3 | 対話文質問選択問題 | 18 | 6 | 1 |
| 4 | A モノローグ型図表完成問題 | 12 | 8 | 1 |
| B モノローグ型質問選択問題 | 1 | |||
| 5 | モノローグ型長文ワークシート完成・選択問題 | 16 | 7 | 1 |
| 6 | A 対話文質問選択問題 | 14 | 2 | 1 |
| B 会話長文意見・図表選択問題 | 2 | |||
| 合計 | 100 | 37 | ||
設問別分析
- 第1問
- A:短い発話を聴き取り、その内容と最もよく合っている選択肢を選ぶ問題。発話内容を1文で言い換えたり、1つの発話内容から状況を把握したり、状況を1文で要約したりすることで、聞こえてくる表現を把握する力が問われた。
B:短い発話を聴き取り、発話内容に最もよく合っている絵を選ぶ問題。音声を通して語いの正確な理解が問われており、発話内容の概要を把握する力が求められた。なお、設問数が昨年までの3問から4問に変更になった。
A・Bを通して読み上げ速度がやや速くなった。 - 第2問
- 短い対話とそれについての問いを聴き取り、その答えとして最も適切なものを選ぶ問題。場面の説明と絵を参考にして、必要なポイントを聴き取る力が問われた。それぞれの場面が日本語で記されている分、聴き取りにおける状況把握の負担が軽減されている。なお、設問数が昨年までの4問から3問に変更になった。
- 第3問
- 短い対話を聴き取り、問いの答えとして最も適切な選択肢を選ぶ問題。日本語で書かれた対話の場面を参考に、印刷された英語の質問の要点を把握する力が求められた。
正確な聴き取りと、聴き取った内容を他の表現に素早く言い換える力が求められた。 - 第4問
- A:あるグループの発表を聴き取り、一昨年度と同様にグラフを完成させる問題と、週間天気予報を聴き取り、表を完成させる問題。前者の問題では、グラフの増減を聴き取る必要があり、後者の問題では、表のどの部分の説明かを素早く理解することが求められた。問22~25では、「選択肢は2回以上使ってもかまいません」という指示文があるが、実際に2回以上使う選択肢はなかった。
B:4人の話を聴き取り、問いの答えとして最も適切な選択肢を選ぶ問題。複数の情報を聴き取り、その情報を比較検討しながら、取捨選択する力が問われた。 - 第5問
- 贈答文化に関する講義を聴き取り、問いの答えとして最も適切な選択肢を選ぶ問題。
講義で聴き取った内容とグラフから読み取れる情報を組み合わせて要点を把握する技能統合問題であった。ワークシートの情報を素早く読み理解すると解きやすかった。問28~31では、ワークシートの内容をもとに6つの選択肢の意味を分類しておくと選択肢を当てはめやすかった。
なお、「選択肢は2回以上使ってもかまいません」という指示文があるが、実際に2回以上使う選択肢はなかった。問32では、昨年までの4つの選択肢を読み分ける形式から、2人の発言を聴き取る形式に変わった。問33では、昨年までの講義の続きを聴くという形式から、ディスカッションを聴き取る形式に変わった。 - 第6問
- A:食事のとり方についての2人の対話を聴き取り、問いの答えとして最も適切な選択肢を選ぶ問題。
B:鳥にえさを与えることについての3人の会話を聴き取り、問いの答えとして最も適切な選択肢を選ぶ問題。会話のテーマに関する各話者の立場を理解する力と、考えの根拠となる図表を判断する力が問われた。
昨年までの4人の会話から3人の会話に変更されたことで、聴き取りの負担が軽減されて、解きやすくなった。
共通テスト「英語(リスニング)」平均点の推移
| 年度 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 平均点 | 61.31 | 67.24 | 62.35 | 59.45 | 56.16 |
- 2021年度は大学入学共通テスト第1日程の平均点
- 共通テスト 科目別学習アドバイス
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- 英語(リーディング)
- 英語(リスニング)
- 数学Ⅰ,数学A
- 数学Ⅱ,数学B,数学C
- 国語
- 物理基礎
- 化学基礎
- 生物基礎
- 地学基礎
- 物理
- 化学
- 生物
- 地学
- 地理総合,地理探究
- 歴史総合,日本史探究
- 歴史総合,世界史探究
- 公共,倫理
- 公共,政治・経済
- 情報Ⅰ


