2025年度 名古屋市立大学 面接試験の実施状況

医(医)前期

面接の形式 面接の内容
(1回目)グループ討論[対面] 人数(受験生/面接官) 6~7人 / 2人
面接時間 30~45分
質問内容 ・将来の夢、将来の展望
・高校で頑張ったこと
 ①(所要時間:資料を読んで準備する→2分 問1の討論→10分 問2の討論→10分)
問1.(2人の著者の文章を読んで)eスポーツを医学的にどのように活用できると考えられるか。(文章中にある)高齢者に対してだけではなく幅広い年齢層の人のことも視野に入れた上でグループで議論しなさい
問2.上記の問1の議論で出た意見の中からグループで1つ活用するアプローチ方法を選び、その将来の可能性を考えグループでまとめなさい
② (所要時間:資料を読んで準備する→2分 問1の討論→10分 問2の討論→10分) 
問1.(「臨床試験は人体実験か?」という文章の一部抜粋を読んで)あなたは「臨床試験」に関してどのようなイメージを持っていますか。意見がまとまった人から順に挙手をして意見を発表してください。また、(文章中で述べられている)目的の正当性や方法の適正化の具体例は何かグループで議論しなさい。 
問2.問1.の議論を踏まえ臨床試験の意義を社会にアピールするためにはどんな方法が考えられますか。グループで議論し、考えをまとめなさい
(2回目)個人面接[対面] 人数(受験生/面接官) - / 2人
面接時間 10~15分
質問内容 ・志望理由
・大学に入ってやりたいこと、学びたいこと
・大学卒業後の進路
・将来の夢、将来の展望
・高校で頑張ったこと
・部活動について
・調査書の内容について
・理想の医師像(具体例をあげても良いと言われた) 
・チーム医療においてリーダーに求められること、そして信頼を得るために必要なこと
・医療に関わらず多様な知識を蓄えるために必要なこととそれを身につけるために今までやってきたこと
・希望している診療科に関する名古屋市立大学で行われている研究について知っていることはあるか
・将来働きたい場所はどこか
・高校で医学以外で視野を広げれた活動例
・医学の果たすべき使命とは
・医師の働き方改革についてどう思うか
・医師不足について 
・地域医療、遠隔診療について
・救急車をタクシー代わりに使う人についての対策
・紅麹、何が問題だったか 
・医学や将来の展望について
・大学に入ってから取り組みたいこと
・アドミッションポリシーにについて(留学と絡めた質問)
アドバイス・感想 ・グループ討論は6人から7人で行い、8分程度の討論を計4回行う。一つのお題に対して2回の討論を行う。お題は一つ目が「eスポーツについて」設問が「高齢者に関わらずeスポーツが医療において果たす役割について」「eスポーツを医療に導入する上での課題」。二つ目のお題は「臨床検査について」設問は「臨床検査=人体実験という印象を払拭するためにできること」「臨床検査をする上で気をつけること」 
・資料はA4サイズの用紙に学説の一部とそれに関する資料が書かれており、2枚目に設問が二つ書かれている。これを2分間で読んだあと司会を立候補で決める。もし司会が得意なら他の人の流れも作れるので、1回目に自分から立候補した方が良い
・4回討論をやるのでほとんどの人が司会を一回はすることになる。自分は一度もやったことがなかったが家でどのように回すかシミュレーションをしていたので当日は上手く回せた
・試験官は基本議論には参加せずに時間を計っているだけ
・どれだけ長い文章の資料でも準備時間は2分しか与えられないので、資料を読んで設問を的確に把握し自分のアイデアを出すという作業を素早く行う練習をした方がいい
・時間についてあまり面接官が教えてくれないので、「討論を始めてください。」と言われた後に「この討論に与えられている時間は何分ですか?」と聞いて確認した方がいい。実際、その質問の後に「このディスカッション全体で20分です。」という回答があった
・面接官は設問の①と②で2人とも交代する。2人の面接官を囲うように7つの椅子と机がコの字型に並んでいて、机の前に①~⑦までの番号が順に貼られている・和やかな雰囲気だった・パンフレットとかをしっかり見て、その大学でしかできないことをきちんと言えるようにすれば良いと思う
・わからなくても助け舟を出してくれるので答えようとする姿勢を見せれば良いと思う
・過去問からたくさん出されていたのでkei-Netで過去問を見ておくのが良いと思う
・答えたことについて掘り下げるような質問はなかった
・集団討論については少なくとも1回(できればもう1回)経験しておくことがかなり重要。 全体の進み方の把握だけでなく、精神的な安定も得られる
・個人面接については、必ず聞かれる質問については回答を用意しておく。その上で自分が話せそうなエピソードをいくつか持っておき、臨機応変に応えられるようにするべき

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